防腐剤(パラベン)は危険。これは、大きな誤解です!
防腐剤で、有名なのはパラベンです。表示名称は、パラオキシ安息香酸エステルと言います。

さらに、パラベンは表示指定成分に含まれていたためにイメージが良くありません。表示指定成分=悪いというイメージが浸透していたからです。

私は、ずっと以前から表示指定成分の意味に疑問がありました。
と言うのも、もともと表示指定成分は20年ほど前に、当時の厚生省が「アレルギー反応を起こす可能性があるものを配合する場合は、容器やパッケージ等に表示しなくてはならない。」と決めたものでした。

でも考えてみて下さい。表示指定成分は、20年以上前に決まったことですよ。当時は確かにアレルギーを起こす可能性があったかもしれません。
でも、その間に技術も進歩します。その結果、安全性が高まった表示指定成分原料もたくさんあったのです。

その結果、このような現象が起きました。
「表示指定成分に認定されていない原料でも、アレルギー反応を起こす原料は数多く存在していたし、逆に表示指定成分の中にも安全性の高い成分も数多く存在する」

つまり、表示指定成分が悪くて、その他は安全という誤解が生まれたのです。

そのいい例が、このパラベンです。

パラベンは防腐剤として食パンやジュースなどにも使われ、安全性が高いと言われています。ただ、表示指定成分と言うだけで嫌われていますが、研究者に聞いても全員がパラベンの安全性が高いと言っています。

なのに、「防腐剤(パラベン)無配合」があたかも安全である、と宣伝しているところもありますが、私には信じられません。
そもそも、化粧品をつくるために使用する原料に配合されています。一部、スクワランなど配合されていないものもありますが、ほとんどの原料に配合されています。

天然成分であればなおさらです。もし、腐ったら、えらいことです。

ですから、99.9999%の確率で防腐剤を全く配合しない化粧品を作るのは無理ですし、仮に作ったとしても、そんないつ腐るか分からない危険なものを販売すること自体ありえません。私たちは、「開封しなければ3年間は安定する商品をつくる」という義務があります。

だから私は、しっかりと防腐剤(パラベン)を入れることを決めました。

でも、ちらほら見かけますよね。容器を見ても、防腐剤は書いてません。一体、どうしてるんでしょうか?
これには、ちょっとした抜け道があります。
詳しくは、次項の「全成分の抜け道」をご覧下さい。